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精巣上体(副睾丸)炎

  • 精巣上体(副睾丸)の腫れと痛み
  • 発熱

精巣上体(副睾丸)は精巣に付着した陰嚢内の器官で、尿道からの細菌感染が広がると、この精巣上体(副睾丸)に炎症を起こすことがあり、それを精巣上体(副睾丸)炎といいます。症状は精巣上体(副睾丸)の腫れと痛みで、発熱を伴うことがあります。

細菌の種類としては、大腸の中にいる大腸菌、腸球菌や、皮膚・粘膜にいるブドウ球菌、連鎖球菌などがよく見られます。クラミジア(性感染症)のこともあり、クラミジア膀胱炎が疑わしいときは、尿中にクラミジアの遺伝子があるかどうかの検査をします。

検査

尿路感染症の原因検索として尿の細菌培養検査を行います。原因菌の種類、およびその細菌にどんな薬剤が有効かを調べます。

治療

治療は急性前立腺炎と同様に抗生剤での治療となります。重症化した場合には、入院して点滴の治療が必要になることがあります。

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